新幹線の安全な運行を支えるドクターイエローについて!

■カラーリングの謎

ドクターイエローは一際目立つ黄色の車体がトレードマークの新幹線です。実際に、ドクターイエローが停車しているときには黒山の人だかりが出来るほどの人気ぶりです。しかし、この黄色い色は、ただ単純にデザイン性を追求して選ばれたわけではありません。ドクターイエローの車体の色にはどのような秘密があるのでしょうか。

ドクターイエローが黄色い理由は、鉄道の保安そのものの歴史と繋がっています。鉄道の修繕保全を行う車両は歴代、黄色い車体でした。その理由は、夜間に行われる修理などの作業中でも、目立ちやすいようにという安全面を意識したものです。遠くからでもよく見える黄色を選ぶことによって、運行中の車両がもしあったとしても、分かるようにということから黄色が選ばれました。

また、黄色の理由にはもう一つあります。それは、乗客が間違えて乗車しないようにというものです。ドクターイエローは一般客が乗れない新幹線です。そのため、間違えて乗ったとしても目的地で降ろすことが難しくなっています。そのため、間違えて乗らないように、敢えて通常の新幹線とは一線を画したカラーリングとなっているのです。しかし、間違えても乗りたい!という鉄道ファンも多いとか、多くないとか。